平塚盲学校 on the web

 

学校だより

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学 校 だ よ り −7月号−

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「夏を迎えて」

                          教頭 福島 敏行

 

4月5日に入学式、始業式を新たな気持ちで迎えた幼児・児童・生徒の皆さんは、これから始まる長い夏休みをどのような気持ちで迎えられているでしょうか?長いと思っていても、楽しいことは「あっ」という間に過ぎてしまうことが多いので、皆さんもそれぞれが自分なりの目標をもって、健康に留意して乗り切っていただければ幸いです。1学期中は、なかなかまとまった時間が取れなかった幼児・児童・生徒の皆さんは、この貴重な夏休みの期間を使って、今一度、1学期中に行った学習活動を振り返ってもらえればと思います。そして、夏休み期間中には部活動や補習、生徒会主催の勉強会等で学校に来られた時には元気な姿を見せてください。9月3日の2学期の始業式にはひとまわり、たくましくなった皆さんと会えることを楽しみにしています。

 

さて、スポーツニュースでは4年に一度、開催される「ワールドカップサッカー」の話題で持ちきりだと思いますが、サッカーの起源はご存知でしょうか?FIFA(国際サッカー連盟)のホームページでは、2000年前にはすでに中国でサッカーのような競技が行われていたと書かれています。ただ現在のサッカーの発祥は、18〜19世紀のイングランド(英国)とされていて当時はボールを手で扱うことが許されていたようです。一方、ブラインドサッカーは1980年代初頭に開発され、ヨーロッパ、南米を中心に広くプレーされていました。そして、現在のIBSA(国際視覚障がい者スポーツ協会)国際ルールが日本に紹介されたのは、2001年だそうです。それまでは盲学校で独自のルールを考案し、プレーしてきた歴史もあったようです。

 

話題は変わりますが、気になる記事が点字毎日に掲載されていましたので紹介いたします。視覚障害者に身体障害者手帳を交付する時の認定基準見直しを、厚生労働省が検討しているとの記事です。日々の暮らしの中で見えにくさの不便を抱えながら、認定の基準外となっている人たちには朗報といえます。日本では現在、認定基準は視力か視野で判定されていますが、米国などでは、視力と視野を統合して得点化する「FVS」という評価法が奨励されているとのことです。参考にしてください。

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学 校 だ よ り −6月号−

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「関盲長・PTA会議 バラの香りとともに

副校長 鈴木健一郎

 

平成30年度がスタートして、早くも2か月が過ぎようとしています。5月の初めは寒かった記憶がありますが、中旬を過ぎてからはまるで夏のような暑い日がありました。体調を崩した幼児・児童・生徒もおります。私自身も風邪気味の時があり、これからの梅雨、夏に向けて、食事・睡眠を大切にして体調管理に努めたいと思います。

さて、平成30年度関東甲信越地区盲学校校長会・PTA連合会総会並びに研究協議会が5月10日(木)、11日(金)に開催されました。今回の主管校は本校、平塚盲学校ということで、ホテル・サンライフガーデン(平塚市榎木町・相模川馬入橋たもと)で行われました。関東甲信越地区には17校の盲学校があります。その盲学校の校長先生17名、および各校のPTA会長、副会長さんなどが集まり、総勢約60名で開催されました。

校長会、PTA連合会に分かれての複数回の研究協議会、合同での総会、情報交換会、講師をお招きしての講演会が行われました。講演会の講師は帝京平成大学教授・田中良広先生で、「視覚障害のある児童生徒に身に付けてほしいこと」という題目で、ご自身の経験、盲学校教員経験、そして研究されてきたことを交えて様々なお話をしていただきました。

 研究協議会では、校長会、PTA連合会それぞれで、事前に話題を集め、様々な意見交換、情報交換が行われました。

校長会、PTA連合会、各分科会(研究協議会)での話題の一部です。

 ・教職員の専門性の維持・継承。

 ・デジタル教科書、タブレット端末の活用など情報化教育について。

 ・早期教育相談、幼稚部等での早期支援教育。

 ・幼児児童生徒数減少にともなうPTA活動の現状について。

 ・部活動の現状について。

など、様々な話題について、情報交換、協議が行われました。

 10日は昼から強い雨と風で、天候が心配されましたが、その後は回復し、11日の朝は快晴、ホテルの窓から富士山がはっきりとみることができ、ホテルのローズガーデンでは「ばらフェスタ」が開催されており、バラの花と香りを楽しむことができました。その様なこともあり、平塚開催の今回の会議は、PTA役員の皆さんの準備、おもてなしも素晴らしく、大変好評でした。次年度は埼玉開催、次の平塚開催は5年後の予定です。

6月号終わり                        P090_05B

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学 校 だ よ り −5月号−

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平塚盲学校と58名の仲間たち

校長 柴山 洋子

 

新たな気持ちでスタートした入学式・始業式から早一か月近くが過ぎようとしています。これからの季節は、新緑の若葉が光に輝きながら徐々に濃い色に変わり、強い夏の光にも対応できる力強さが増してきます。22名の新入生も、進級した36名の幼児児童生徒の皆さんも、私を含め新転任の教職員も少しずつこの平塚盲学校の環境に慣れ始めたけれど、まだ肩の力が抜けきらない状況ではないでしょうか。少しずつ、ゆっくり慣れていきましょう。

 

本校のミッションは、県立唯一の視覚障害教育部門の特別支援学校として幼児児童生徒の自立と社会参加に向け、乳幼児からの早期の相談・支援をはじめ、幼小中高一貫した教育を行うとともに、職業教育を図ることです。また、その専門性を生かし、全県にわたる弱視教育、視覚障害教育のネットワークの中心としての機能を充実させ、それぞれの地域での自立と社会参加のための支援に取り組むことです。

今年度は、学びの連続性を重視し、各学部において幼児児童生徒に「どのような力」を「どのような学び」を通して育んでいくかという視点を常に意識し、実践を評価しながら教育活動を進めていくとともに、今年度も視覚障害に関する地域センター的機能を担うため、学校全体で組織的に、県内の視覚障害教育の推進に努めてまいります。

また、安全で安心して学べる教育環境の整備に向け、今年度より3年計画でスタートする耐震化工事等の期間、可能な限り教育に支障をきたさないように調整をしてまいります。

 

その耐震工事に伴い、本来なら今年度の秋に実施する予定であった体育祭でしたが、今回実施しなければ、数年体育祭の実施は難しくなる事を受けて、幼児児童生徒・教職員の皆さんの思いから、工事の始まる前の5月に実施することといたしました。現在、急ピッチで準備・練習を進めているところです。テーマは「絆を深めて 力を出し切れ! 平盲体育祭 2018 」です。「みんなで協力しながら、思う存分力を出し切り、楽しい体育祭にしよう」という思いのこもったテーマに感じます。是非、当日の応援よろしくお願いします。

最後に、始業式でも、皆さんにお伝えしましたが、人と人をつなげる大切な言葉は 「あいさつ」です。「おはようございます」「こんにちは」「さようなら」等

幼児児童生徒の年齢に関係なく、挨拶が一日の始まりであり、挨拶が一日の終わりとなります。是非、この一年間も元気な声や態度で、また身体を使ったサインで、平塚盲学校58名の皆さんがしっかりコミュニケーションをとり合いながら、個々の目標に向い

学びを積み重ねていきましょう。

5月号終わり                                           

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学 校 だ よ り −4月号−

 


「自分の歩幅で一歩ずつ」                  

校長 柴山 洋子

この4月、百年以上の深い歴史のある平塚盲学校校長として着任いたしました柴山洋子と申します。5年前に一年間副校長としてお世話になっておりました。

前任校の平塚養護学校では桜吹雪の中見送られ、そして平塚盲学校でも桜吹雪の中迎えていただきました。新メンバーや懐かしい教職員の方々の力強いエネルギーを感じるとともに、色とりどりの花々が咲き誇るこの季節の優しいエネルギーに背中を押されながら、新たな一年をスタートいたしました。

今年も、幼児・児童・生徒の一人ひとりが、自分の歩幅で一歩ずつ進んでいけるよう、そして可能な限りの自立と社会参加につなげていけるよう、個々にあった教育環境づくりや配慮に向けて、教職員一同取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

 

「続・気持ちを新たに・・・」                

副校長 鈴木健一郎

昨年度、「気持ちを新たに・・・」とご挨拶をさせていただきましたが、再びご挨拶させていただきます。平塚盲学校で4年目を迎え、新任副校長として着任をいたしました。よろしくお願いいたします。昨年度、早咲きの桜「春めき」についてふれましたが、昨年度末に再びご寄贈いただきました。今回は「モバイル春めき」と称して鉢植えで移動可能なもので、ちょうど卒業式に満開となり、体育館の入り口に置き、桜の香りとピンクの花がまさに卒業式に花を添えてくれました。

さて、本校はこのように地域の方々をはじめ、様々な方々から支援をいただいております。また、地域貢献として、大原公民館祭りに保専部生徒の「クイックマッサージ」での参加などもあり、これからも地域を中心にさらに良い関係が築けていけるように取り組んでいきたいと思います。幼児児童生徒の皆さんがより良い学校生活を送れますように、取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

 

「新たな気持ちで・・・」  

教頭 福島 敏行

 今年度より、自校昇任により新任教頭となりました。早いもので本校の高等部理療科に就任して以来、19年目を迎えます。今年度は、また新たな気持ちで頑張りたいと思いますので、皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年度から来年度に向けては、旧女子寮の除却、仮校舎設置、本校舎から仮校舎への引越しと本校にとって大きな行事が控えています。いろんな意味で大変な1年となるでしょうが、教職員一丸となって取組んでいきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

4月号終わり

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学 校 だ よ り −3月号−

 

 


さくら、なまこ、ぞう、ねずみ

 

 

平塚盲学校長 村上 結

 

きっと、たくさんの人が大好きな、さくらの季節が近づいています。この3月、平塚盲学校は19名の卒業・修了生の背中を見送り、4月に22名を超える新入生を迎えます。今年の春、さくらは、どんな風や雨に出会い、どんな陽射しに咲くのか。春の訪れには誰もが、新しい時間、新しい自分の始まりを予期します。

2014年に亡くなった詩人、まどみちおさんは、「さくら」に、次のように語りかけます。

『 … まいねんのことだけれど またおもう いちどでもいい ほめてあげられたらなあ … さくらのことばで さくらに そのまんかいを 』

 また、「なまこ」については、こんな風に表現しています。

『 … なまこは だまっている でも 「ぼく なまこだよ」っていってるみたい 

なまこのかたちで いっしょうけんめいに 』

 そして、「ぞうさん」の歌詞の中の、『 … ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね そうよ かあさんもながいのよ 』は、お鼻が長いとからかわれても、大好きな母さんと一緒だから … と、子ゾウに生きていくことの喜びと勇気をしっかりと語らせています。それは、生物多様性を認めるカギであり、いじめに負けない子ぞうの誇らしい歌のようだ、と評されることがよくあります。

また、生物学者の本川達雄さんはその著書「ゾウの時間ネズミの時間」の中で、哺乳類の寿命を脈打つ回数で15億回と記しています。ゾウは70年で15億回、ネズミは僅か2〜3年で15億回です。これを人間にあてはめてみると、ほぼ40数年で15億回となります。「そこを越えた人は、文明や医療技術によって生き永らえている… いわば人工生命体と言っても過言ではない … 」と氏は述べています。いま、わたしたちの多くには、これまでになく長い、そして貴重な時間資源が与えられています。大切にしましょう。

卒業・修了、そして進級するみなさん、おめでとうございます。これからの時間、

たくさんの人との出会いがあります。そして、いろんな事が待っています。ひと時ひと時を大切にかみしめてください。

春にはさくらが咲いて、海底ではなまこが「ぼく なまこだよ」と言っていて、ゾウ、ネズミ、そして哺乳類には、脈打つ回数15億回という時間が与えられています。…時間が輝くようなマインドセットをしましょう。それは「おはよう」ではじまる日々に感謝し、やさしい気持ちで人に接することだと思います。

形見とて 何残すらむ 春は花 夏ほととぎす 秋はもみじ葉    良寛

 

3月号終わり

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学 校 だ よ り −2月号−

 

 


「平昌(ピョンチャン)パラリンピック大会」を前に思うこと

  

 副校長  安藤 徹

 

昔から「1月は行く」と言われてきたように、ついこの間新しい年をむかえたと思っていたら、あっという間に2月に入りました。明日22日には幼稚部・高等部で入学者選抜、小学部では体験入学が予定されています。早くも来年度にむけての動きも始まります。今年度もあと2ヶ月・・1年間のまとめの時間として大切に有意義に過ごしてほしいと思っています。

 さて、9日からは全世界的なイベントである韓国・平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(2/9〜)・パラリンピック(3/9〜)が開催されます。私事になりますが、今回のパラリンピック日本選手団の団長は私が教員になって初めて赴任した高等学校の卒業生ということで、その期待感も高まっています。

今から30年以上も前のことになりますが、横浜のとある高校にその彼女は在籍していました。3歳の時に大きな交通事故に遭い、両脚に大けがを負い、以来右足は義足で生活するようになりました。その当時は、車椅子を使用しているということだけで、高等学校ではなく養護学校に進学するのが当たり前という時代だったため、彼女は『何としても高等学校で生活したい』という意思を貫き、車椅子は使わず義足だけで毎日の学校生活を過ごした、とても頑張り屋の人でした。

 高校2年生の頃、学校でのスキー教室なども経験し、前々から興味があった「チェア(座位)・スキー」に本格的に取組み始め、その技術や精神力を磨いていきました。まさにその頃が彼女にとって人生の大きな「ターニングポイント(分岐点)」だったようです。

その後、22歳で初出場したパラリンピック・リレハンメル大会からバンクーバー大会まで5大会連続出場し、アルペンスキー競技で合計10個のメダル(金2個、銀3個、銅5個)を獲得。冬季パラリンピックにおける日本人初の金メダリスト(1998年長野大会、滑降)に輝くなど、今や日本人のパラリンピック史上「記録と記憶に残る選手」となりました。

 人には人それぞれの人生の「ターニングポイント」が何回か訪れるものだと思います。私が出会ったこの彼女も高校時代にちょっとしたきっかけや興味からチェア・スキーを始め、その可能性を広げ、自分の世界を広げ、実力をつけてこのような偉業を達成することができたのです。日ごろ私たちはつい「そんなこと無理、無理。できないよ。」とか周囲の人も「そんなことやめたほうがいいのでは。」とか言いながら、自分や他人の興味・関心や可能性を否定してしまうことがあります。でも、ぜひ皆さんには自分や自分の近くにいる人の可能性を信じ、お互いに高め合っていってほしいと思います。

 がんばれ、ニッポン!そして、がんばろう平盲生!

 

2月号終わり

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学 校 だ よ り −1月号−

 

新年 あけましておめでとうございます

 


支援連携部 下原裕代

 

 

 平成30年を迎え、東京オリンピック・パラリンピックや新元号の始まりをますます身近に思い、新しい時代の風を感じるようになりました。毎年、年明けの学校は、学年の終わりと、次の年度の始まりを意識する時期です。幼児児童生徒の皆さんが「次の時、次の自分」にワクワク期待する姿をほほえましく思います。時代の変化にしなやかに寄り添い、変化を楽しむ自分でありたいと思います。皆様にとっても、新しいことを楽しみ、笑顔あふれる1年になりますように。

 

 特別支援学校は、センター的機能として、地域の幼稚園、保育園、小、中、高等学校のニーズに応じて、学校が培ってきた経験や支援を伝える役割を担っています。本校では、横浜市、川崎市、相模原市以外の県内市町村、横須賀から箱根や湯河原までの広域で、要請に応じて学校を訪問し、見えにくさのある幼児児童生徒の生活面や学習面の相談支援を行っています。個人のロッカーや体操着掛けフックに、見やすい色使いや、立体シールを貼るなどの工夫から、拡大教科書や辞書の利用、プリント、試験問題の配慮、音声機器の利用など、盲学校ならではの支援を伝えます。地域の在籍者を担当する先生方は初めての方から経験者までいらっしゃいますが、それぞれの見え方や学齢に応じた対応に日々奮闘されています。

 今年度は、そのような先生方との連携や協力のため、「地域センター的機能プロジェクト」に取り組んでいます。乳幼児相談、保育園、小・中・高校との連携、また、見えにくさのある方への相談機能の広報周知などに力を入れています。「どのような教材を使っているの?どこから情報を仕入れればいいの?」というようなことが聞かれます。次年度にも続く計画で、情報交換、研修なども予定しています。

 教職を目指す大学生の実習プログラムに誘導体験やSTTやフロアバレーを取り入れたり、小学生の盲学校見学で、校内の工夫を知ってもらったりすることも、広い意味での広報周知の一環です。

 見えにくさのある地域の在籍者への支援のために、長期間にわたって盲学校と繋がる大切さを理解していただけるよう、このプロジェクトを続けていきたいと考えています。

 

1月号終わり

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学 校 だ よ り −12月号−

 

 


「つながりを大切に」

 

教頭 鈴木健一郎

 早いもので平成29(2017)もあと1ヶ月となりました。「平成30(2018)」を迎えます。毎年のことではありますが、1月に年替わり、4月に年度替わりとなり、この1月から3月の時期は新年を歓迎しつつも、事務処理をはじめ様々な対応について複雑な時期です。ひとつひとつ丁寧に対応していきたいと思います。

 さて、今年度の課外活動の結果等についてお知らせします。関東甲信越地区盲学校を「関盲」と略させていただきます。

6月23() 関盲弁論大会 

長野県松本市あがたの森文化会館 普通科3年1名出場

7月 8日() 関盲フロアーバレーボール大会 

横浜市盲特別支援学校、他近隣小学校

              中学部・普通科 10名参加 初戦敗退

9月 2日() 関盲水泳大会 千葉盲学校 ※台風接近のため中止

9月23() 関盲卓球大会 八王子盲学校 中学部・普通科 6名参加 

1名ベスト4に入賞

11月4日() 関盲陸上競技大会 筑波大学陸上競技場 保専部 3名参加

11月7日() 関盲生徒会文化祭 栃木盲学校 生徒会役員 普通科 2名参加

今後の予定としては、1210()伊勢原市民文化会館で「神奈川県障害者文化・芸術祭」に中学部・普通科から作品の出展および合唱部が出演予定です。1216()横浜市立盲特別支援学校で「神奈川県盲学校STT、フロアーバレーボール大会」が開催されます。それぞれの応援よろしくお願いいたします。

課外活動も様々な方々との「つながり」でありますが、「寄贈」という形のつながりもいくつかありましたので紹介します。()住友電気工業様から拡大読書器とPC読み上げソフトの寄贈。卒業生や関係者の方々から拡大読書器、点字の本などの寄贈を受けています。本当にありがとうございました。あらためてお礼申し上げます。

それに対して、本校が協力していることも紹介します。津久井やまゆり園の日中活動支援センターより、古紙の点字用紙をいただけないかと相談がありました。そちらでは、利用者さんの仕事として古紙の点字用紙で「コースター」を作り、近くのレストランや喫茶店に卸しているとのことでした。これまではある大学より提供を受けていましたが、事情が変わりいただけなくなり、困っていての相談でした。そこで、本校としては古紙となり廃棄する点字毎日や広報ひらつかなどの提供可能なものを選別し、協力することになりました。

このような「つながり」を大切にして、こらからも平塚盲学校が「開かれた学校」として取り組んでいきたいと思います。

 

12月号終わり

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学 校 だ よ り −11号−

 

 

 

「言葉の力」を信じて・・・

副校長  安藤 徹

 

本格的な秋の深まりを感じられるようになりました。去る10月28日の文化祭には保護者の方々や卒業生の皆様をはじめ、いつも平塚盲学校を支えていただいている多くの方々に来校いただき、幼児児童生徒の精一杯のパフォーマンスや展示等に温かい声援や拍手をありがとうございました。

 歌や合奏、演劇、ダンス、落語、マッサージなどなど・・ジャンルは違っても日ごろの学習活動や課外活動の成果をじっくり聴いたり、見たり、体験していただけたのではないかと思っています。私にとっても、どの発表も記憶に残るすばらしいものでしたが、特に幼児児童生徒の皆さんの歌声がなんといってもすばらしいこと、2年前の文化祭でも感動して涙が出てきたことを覚えています。歌や言葉には人や自分を動かす「力」がある・・・。 平塚盲学校での2年半であらためて実感したところです。

ところで、自分の夢や目標を「言葉にする」と何となく実現できそうな気がする・・そんなことも「言葉の持つ力」だと思います。ぜひ皆さんも時々、自分の夢や目標を言葉や文字にして表してみてはどうでしょうか。

 ただ、この「言葉の力」は良い意味で作用するだけでなく、時として人を傷つけたり、悲しませたりしてしまうこともあります。この夏、ある女性国会議員の暴言が世間を騒がせましたが、まさにこれこそ言葉の持つマイナスの力、言葉の暴力といえるものだったと思われます。

 余談となりますが、言葉の暴力といえば、以前読んだ「人はなぜ怒るのか」という本の中では、「人の怒りの原因の大半は、@不一致による違和感 A不公平感 にある」と述べられていました。要するに、人が怒りを感じるのは「自分の期待通りになっていない」「思い通りになっていない」という状況の時だということです。それでは、イライラしないためにはどうしたらよいのでしょうか?

 怒りを予防し、制御するための心理療法プログラムとして注目されている「アンガーマネジメント(=怒りを自分で管理すること)」の視点から、怒りの感情と上手に付き合うための4つの簡単な方法をご紹介します。怒りの感情がわいてきたら、まず @鼻からゆっくり息を吸い込み、口からスーと吐き出す深呼吸を3回繰り返す A「大丈夫」「すぐ終わる」などの前向きな呪文を心の中で唱える B「6,5,4,3,・・」と6秒間頭の中で数字を数える C頭の中を真っ白にできるような、怒りの感情をリセットできるようなイメージ(例えば青い海や大空)を持つ。

 学校という小さな社会ですが、平塚盲学校も人と人が優しい気持を持って接し、優しい言葉をかけ合う・・・これからもそんな学校であり続けたら良いと思っています。

 

 

11月号終わり

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学 校 だ よ り −10月号−

平塚盲学校におけるこれまでの耐震対策と

2018(平成30)年度以降の見通しについて

校長 村上 結

 

国立社会保障・人口問題研究所のデータを基に書かれた「未来の年表」という本を読むと、3年後の2020(平成32)年、日本の女性の2人に1人が50歳以上になり、7年後の2024(平成36)年、全国民の1/365歳以上になると書かれていました。その年表を見て、少子化について、「後は野となれ…」なんて言ってはいられない… と危機感をおぼえました。そして、年表形式にすると物事は伝わりやすい(理解しやすい)と感じたので、今回のタイトルについて、年表形式で記載します。

 

【耐震の年表】

1988(昭和63)年 図書館棟設置 新耐震規準適合

1988(昭和63)年 寄宿舎・食堂棟 耐震工事完了 新耐震規準適合

 

2011(平成23)年 校舎棟の耐震事前調査実施 

2012(平成24)年 校舎棟補強(スリット工事/横揺れに余裕を持たせる)

2014(平成26)年 体育館 耐震工事完了 新耐震規準適合

 

2016(平成28)年 校舎および煙突の耐震診断実施 

2017(平成29)年 仮設校舎設置、旧寄宿舎除却 実施設計

  教室配置および引越し計画の検討

2018(平成30)年7月 〜 仮校舎設置、旧寄宿舎除却、仮グラウンド整備予定

2019(平成31)年1月 〜 仮校舎の引渡し、引越し準備、引越し予定

2019(平成31)年4月 〜 仮校舎での授業開始予定

 

平塚盲学校は、隣接する横浜ゴム、共済病院、そして平塚市役所と防災協定を締結し、大規模震災避難訓練の際も連携を図るなど、「より安全な避難」を目指し、日々取り組んでいます。

 1923(大正12)年、関東大震災の際、本校の前身中郡盲人学校の校舎は倒壊し廃校の危機に見舞われました。しかし、さいわいなことに、生徒および職員が無事だったので、金目観音堂を借用して授業を再開する事が出来ました。

 

 たとえ何があっても、幼児児童生徒、職員が無事なら、やり直すことが出来ます。そして平塚盲学校には、幼稚部から専攻科まであります… 「大きな地震が来たら来た時だ…」「きっと私は大丈夫だ…」と思っている人が、もしいたら… 

 

何より、みんなの安全が大切なことを、ここで再度確認をしましょう。

 

10月号終わり

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学 校 だ よ り −9月号−

 


夏の終わりに

                        教務部総括 福島 敏行

 

長かった夏休みを終えて、いよいよ9月4日より学校が始まります。

長い夏休みを幼児・児童・生徒の皆さんはいかがお過ごしでしたか?

終業式で皆さんが感じた、夏休みに向かうワクワクした気持ちは、始業式を迎えてどのように変わっていますか?いよいよ学校が始まると思い、同じようにワクワクしていますか? あるいは、ほっとしていますか? それとも、がっかりしていますか?

 

夏休み期間中の部活動や補習、生徒会主催の勉強会で学校に来られた時に垣間見る皆さんの様子は課業中のそれとは異なり、この夏に取組む目標に向かって邁進する様子が伺えました。その取組みの成果はすぐには現れなくても、この先、貴重な経験として必ずや皆さんの自信となってくれるでしょう。

 

さて、この夏、本校では第66回関東甲信越地区視覚障害教育研究会、いわゆる関視研が開催されました。当日は関東甲信越地区の1都9県の視覚障害教育に関わる特別支援学校の先生方等、総勢約130名がそれぞれの教科等専門性により8分科会に分かれて、普段の教育活動に関わる研究発表をされました。先生方が教育活動の中で気づいたこと疑問に思ったことなど、研究発表を通して同じ教科指導に関わる情報を共有し、議論する場となりました。この関視研を通して、視覚障害に関わる教育目標に向かって、確かな一歩となる取組みになったと考えています。

 

新学期を迎え、幼児・児童・生徒の皆さんもそれぞれの歩みで、新たな目標に向けて取組んでいってもらえれば幸いです。

 

夏の終わりには、それまでの暑かった空気とは入れ替わり、さわやかな秋を迎えると季節の変わり目に漂う「秋の匂い」を感じることができるかもしれません。また、これからは実り多き秋を迎え、美味しいものもたくさん出てきます。日々の生活の中で、季節の移ろいも楽しみの一つとして大切にしていきたいと思っています。

 

9月号終わり

 

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