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校長室 2017

【校長先生の話し】

1学期始業式 入学式式辞 学期終業式 

   【校長室より】

 4月 5月 6

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校長先生の話し

 

【1学期終業式】

校長先生はいま 三冊の本と柄の長い箒を持っています

箒は幼稚部の前にいる 教頭先生に持ってもらいます

 

先ず一冊目『パパラギ』

100年前の西サモア等には 時計もカレンダーもなく

年齢や時間の 恐怖もなかった

日の出から日の入りまで たくさんの時間を持ち

時の来るままに 時を愛した

 

二冊目『イーグルに訊け』(インディアンの人生哲学)

奇跡は毎日起きている 先ず朝起きると生きていること 家族や友人も起きて来て また会えること

 

 

 

最後に『モモ』の中の真面目な 掃除夫ベッポの話

 

「おそろしく長く とてもやり切れない そんな道路の掃除を受け持つことがある・・・」

 

「せかせか働く スピードあげる 残りはちっとも…

だからもっと・・・ 息が切れて 最後に動けなくなる・・・」 

 

 

「そんな働き方はいけない いちどに全部を考えてはいけない つぎの一歩 つぎの一呼吸 つぎのひと掃き 

そのことだけを考える すると楽しくなる」

 

「楽しければ仕事ははかどる 気がついた時には 

全部終わっている」

 

 

明日から40日以上の長期休業に入ります

一人ひとりの課題に向き合い

ベッポのように

ひと呼吸 ひと呼吸 

ていねいに楽しみながら 取り組んでください

 

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入学式式辞

 

ケニヤのマチャコスに盲学校があります そこで今年3月 

海外青年協力隊員でもある 平塚の栢之間理沙さんが

平塚盲学校の卒業生 フィリーさんに会いました

フィリーさんは現在 ケニヤの国連関係の施設で仕事をしています 栢之間さんは 平塚盲学校が 海外の視覚障害者を受け入れている事に大変感激され 連絡をくれました

韓国 ネパール スリランカ モンゴル… 多くの方が 

平塚盲学校で学び 帰国し 活躍しています

 

また この3月に卒業した 一人ひとりが いま

その新しい暮らし 社会での活躍を始めています

 

祝意の中の入学式 この出会い時間を大切にしましょう

学校は 世の中の「はじめの一歩で」

友だち 先生 楽しいことがたくさんあり

悲しい事 頑張っても出来ない事 困る事もあります

でも 日々の努力の中に きっと本当の喜びがあります

 

平塚盲学校の全ての職員を代表して 

みなさんを心から歓迎します 入学おめでとう

 

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【1学期始業式】

4月 新年度の始業式 

1年後の自分 来年の今日の自分を 思い描く日です

 

子どももおとなも この1年 何を学び どう活かすか

そのために どんな努力をするのかと 考える日です

 

本当のよろこびは きっと努力の中にあります

 

教室も 廊下も 先生も友だちも

みんなが 学校へくるのを 楽しみに待っていました

 

新学期 スタートしましょう

 

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校長室より

 

【6月】

ミヒャエル・エンデの「果てしない物語」と「学力重視」にみる教育課題

 

果てしない物語(ネバーエンディングストーリー)の中で、臆病でさえない少年が、「勇気・力・名声・・・」望むもの全てを得ることの出来る力により、破滅に向かう・・・

 

ひとつの約束事は「望みが一つかなうたびに、記憶が一つ消えて行く・・・」 記憶が全てなくなると、当然ながら望みは生じなくなる・・・

 

破滅に向かう自分に、博士帽をかぶる猿に監視され、「記憶・未来・望み・・・」

全てを失った人々が、バラバラに無意味に暮らす「元帝王たちの都」に着いて気付く・・・

 

やがて、真実の望みは「愛することが出来るような人」になりたいこと・・・ と分かる。

 

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学力重視は一般的に、経済的利益につながりやすい(実利優先で評判がよく、公教育の私事化が加速する・・・)。しかし、これを過度に進めると、子どもたちはおろか、社会、いや誰の幸福にもつながらない。

 

新自由主義的傾向とあいまって、教育が「世の中で人の役に立つための過程」としてではなく「他者に勝つための手段」となって行く懸念がある・・・ 

 

野生動物は、概して自らの生存に必要な量のみを収奪し、それ以上むさぼらない。

 

人間という生命体にとって、経済社会での欲望(金銭欲)は、可能性欲望(想像世界のもの)で、他の欲望と異なり限界がない・・・  人は壊れ、誰も幸せにならない・・・

20110724192025

 

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5月】

ラファエロ・サンティのアテナイの学堂

 

その絵の中で、プラトンは天を指さし、アリストテレスの手のひらは地に向けられています。それは、理想を目指し思考する人と、現実から物事を考える人、その両者の象徴だと言われています。

 

しかし、その二人に共通しているのは、左手に本を持っていることです。人はきっと、紀元前から書物により、先人の知恵を学び続けてきました。

 

一人ひとりの「学び」に終わりはありません。人の話をよく聞き、本を読み、自ら学び、そして謙虚に考え続ける姿勢を大切にしてください。 

 

きっと、日々の暮らしが輝きだします。

 

 

学ぶことを止めたものは、教えることを止めなければならない 

 ロジェ・ルメール(仏)

 

    26144000022

 

 

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【4月】

育児、介護、家族や友人との時間、映画、特別な食事・・・ お互いを思いやり、普段

から言葉をかけあい、定時退勤日を増やしてください。

良質の同僚性(支え合い)を大切に、このメンバーで1年間よろしくお願いします。

 

放送大学「社会幸福論」最後の講義で「幸福のためのキーワードは・・・」と問われた。

社会学者数人が各々のメッセージを出す中、最後の一人が「傾聴」と答えた。

 

「その理由は」と問われ、

 

「人の幸福感は、何かを伝える時ではなく、何かが伝わる時に高まる」と答えた。

 

世紀末対談 ふたりがたり(1999 1.12)より

 

山折哲夫:

経済人に「人間の幸福の99%は金で買える」と断言する人がいる。しかし、「最後の1%で人生は逆転する」。社会が飢えることのない豊かさを達成すると、その1%の針のような恐怖感が出てくるのではないか ・・・

 

曽野綾子:

現代の日本には不幸感が広がっている。みんなの意識が「引き算型」、豊かさであれ、安全であれ、世の中が与えてくれると思っている。わずかでも手に入らないとマイナスに感じ、不満を言いはじめて不幸になって行く・・・

赤ちゃん 女の子と男の子|kid0076-009

みんな いっしょに 生きている

 

 

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